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柳都振興株式会社に所属する芸妓達を俗に、“柳都さん”と呼びます。現在は、留袖3名(紅子、あやめ、春花)、振袖7名(あおい、華乃、初音、雪江、ほのか、小夏、和香)、計10名が所属しております。
日本舞踊・市山流や鳴物・望月流のほか、長唄や三味線の厳しい稽古で芸を磨き、日頃の芸の研鑽ぶりを一流料亭およびホテルの宴席で華麗に披露します。料亭のお座敷では、芸はもちろんのこと、“お座敷遊び” や心地よい“花柳界ことば” のもてなしで、皆さまに「新潟情緒」を楽しんでいただいています。
宴席以外では、恒例の“古町 柳と華の会”(3月)、古町芸妓総出演による“ふるまち新潟をどり”(6月)、 “新潟まつり”(8月)、“にいがた冬/夏・食の陣”(冬:2月、夏:7~9月)、“古町どんどん”(5月、10月)、“新潟花街茶屋”(春・夏:4~9月、秋・冬:10~12月)に出演し、艶やかな舞姿で多くの人々を魅了しています。また、日本全国はもとより海外におけるイベントにも出演し、その磨き上げられた芸は国内外で高い評価を得ています。
近年では、G8サミット労働大臣会合での舞の披露や、県外観光キャラバンへの参加、“一日芸妓体験会”の実施や、小学校の“学童体験会”で伝統文化の素晴らしさを体感してもらうなど多彩な場面で活躍しています。
なお、 2004年2月には、会社組織で芸妓を育成するという斬新なアイディアに加え、芸能文化伝承の取り組みが評価され、(社)地域経済総合研究所主催の『ちいき経済賞』(総務省、日経新聞社後援)で、「ふるさとスピリット賞」を受賞しました。
◆柳都の留袖さん…振袖を務め上げた一人前の芸妓
◆柳都の振袖さん…18歳以上の若手芸妓
◆市山流新潟市無形文化財の第一号。 18世紀半ば大阪で誕生し、3代目市山 七十郎(なそろう)が新潟に本拠をおいて、4代目以降、女性舞踊家によって継承されている。古町芸妓の指導や舞踊会の企画構成など、新潟の舞踊界や花柳界の発展に尽力してきた。地方に宗家があり、その地で120年以上の歴史を刻んできた流派は全国でも唯一で、その芸術性は高く評価されている。2006年2月、六世宗家・市山七十郎が逝去され、現在の家元は7代目市山 七十世(なそよ)。
◆お座敷遊び
お座敷に興を添える遊びのこと。宴席を一気に盛り上げてくれる。「樽拳(たるけん)」、「行事拳(ぎょうじけん)」など“拳”と名の付く手遊びが何種類もあり、負けると“罰ゲーム”として杯を飲み干すことになる。
◆花柳界ことば
男性客は「あにさま」、女性客は「あねさま」と呼ぶ。他に、「○○してください」は「○○しなれて」(例: 「お飲みになってください」は「飲みなれてぇ」)という。方言を織り交ぜたこの花柳界ことばも「新潟情緒」を感じてもらうためのもてなしの一つである。














