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『 “assh” 新潟キラリジェンヌ ~技を磨く女性たち~ 』

2017.10.27

新潟日報情報紙“assh”(アッシュ)の、新潟日報140年記念企画『新潟キラリジェンヌ応援プロジェクト~技を磨く女性たち~』で菊乃をご紹介いただきました。

柳都振興(株)に入社して5年目の菊乃。自分自身の芸の研鑽や成長はもちろんのこと、後輩芸妓の育成にも励まねばならないいわゆる中間管理職のような立ち位置。今年、周囲の期待に応え、日本舞踊「相川音頭」(市山流6代目家元・七十郎師匠が振付をした3人立の凛々しい男踊りで難易度が高い)の3人立のうちの1人という大役に抜擢されました。

菊乃の人知れぬ努力や仕事への意気込みが綴られています。是非ご一読ください。

こちらからもご覧いただけます。

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「この世界に入ったのは高校を卒業してすぐ。祖父が三味線のお師匠さん、祖母が民謡の謡い手で、私も3歳くらいから民謡を踊っていました」と話すのは、古町芸妓の「振袖さん」として活躍する菊乃さん(22歳)だ。「時々休んだりもしながら、踊りは続けていました。高校生の頃は普通に遊び、アルバイトもしました。でも今はこれが仕事。プロとしてお座敷に呼んでいただくのにふさわしい芸妓であるよう日頃のお稽古に取り組んでいます」

入社5年目の菊乃さんは、10人の芸妓が在籍する柳都振興株式会社(新潟市中央区)の中では中堅どころ。技を磨くために先輩の稽古を観察したり、完璧と憧れる先輩芸妓のDVDを何度も見て研究する努力家だ。早く上達しようと焦りすぎた時期もあったが、「簡単に追いつこうと思ったら大間違いだよ」と先輩に諭されてからは自分なりでいいんだと、肩の力を抜いて取り組めるようになった。何よりうれしいのは、「踊りが上達したね」「お話が上手になったね」とお客さまに褒められた時だという。

芸妓さんの1日についても聞いてみた。「お稽古のある日は、お昼前に出勤して正午から3時間ほど踊りや三味線のお稽古。その後、早めの夕食を取り、お座敷の予約がある1時間半ほど前からお化粧などの支度を始めます。お座敷が終わっても別なお座敷に急に呼ばれてもいいように夜9時半までは着物のまま待機しています」

昼間のお座敷に呼ばれることもあるそうで、華やかな芸妓の舞台裏はなかなかハードだ。しかし菊乃さんは「仕事はすごく楽しい。人からも『踊りなどの芸事をしている時が、一番楽しそうだね』とよく言われます」と笑う。京都の祇園、東京の新橋と並び称され、200年の歴史を誇る古町芸妓。その伝統を受け継ぎ、ひたむきに芸に向き合う。

「今の目標は「留袖さん」に昇格すること。着物や髪型が変わり、踊りの内容も大人っぽく変わります。結婚してもこの世界で生きていきたいです」と目を輝かせた。

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